ウンベルト・サバ詩集より「リーナへ捧げる新しい歌」

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きみが後悔にさいなまれ、ぼくが
どうしているか、知らせてほしいと言ってくるとき、
どれほどぼくは答えたいか、元気だ、と。
でも、嘘ついてなんになる?

きみがいとしいから、きみが安心するように、
うまくやってるふりしようかと、考えたさ。
だが、きみはよく知っている、こんなとき、ぼくが
安らかでいられないのも。

でも、きみを憎んでいるわけじゃない。ただ、
恩知らずは百も承知で、神様にひとつだけ祈りたい、
ぼくのこの古い愛がどんなに大きいものか、
きみが、いつかわかってくれるように、と。


ウンベルト・サバ 須賀敦子訳
1998年みずす書房


*


役目を終えたイチョウの大木の切り株に、
若いイチョウの葉が次々と舞い落ちていました。

1泊で京都へ。
今回は母と二人旅。
戻りましたらまた旅日記をUPします!
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Commented by honeyfire at 2010-12-06 14:03
夫は毎夜毎夜サバの詩を味わってますが、
サバの詩には愛があると言ってました。
この古い切り株、どことなしかハート形に見えますね。
老いた銀杏の切り株に舞い落ちた若い銀杏の葉、とっても素敵な写真です。
お母様と京都をゆっくり楽しんで来てくださいね。
Commented by cafe-elefante at 2010-12-06 23:03
Miraさま
ハートに見えました?うれしおす。笑
実は私もそう思いサバの愛の詩をえらびました。
ご主人さま、サバの世界に魅せられていらっしゃるようですね!
愛ありますよね。万物への愛を感じます。

今日の京都は暑かった!笑
12月とは思えません。
おかげさまで楽しめましたよ☆
いつもあたたかいコメントをありがとMiraさん。
by cafe-elefante | 2010-12-06 07:18 | ~ウンベルト・サバ詩集より~ | Comments(2)

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