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京唐紙「唐長」KIRA KARACHO ~京都・四条烏丸~


京唐紙は襖の使用される版画の種類で、
現在では17世紀半ばに創業された「唐長」だけで取扱いされています。
1700年代~の版木600種類が保存され、今では襖のみならずインテリアや食器、
京小物全般に版画が使用されています。

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四条烏丸COCONの唐長アトリエ「KIRA KARACHO」で頂いた葉書4種。
それぞれの文様に意味があり、左の2枚には名前があります。

左から、

・「影牡丹唐草」・・唐草(つた)は生命力や繁栄の意 
・「信夫の丸」・・シダの葉の文様。葉裏にたくさんの胞子がつくことから子孫繁栄の意

右二枚、
 
・藤の文様で、同じ家紋や苗字や名前に藤がつく方に特に好まれるそう。
・波


4枚の葉書は額に入れています。


お懐紙は影牡丹唐草の文様。
都内でも京都でも気に入ったお懐紙を見つけると購入せずにいられない私ですが、
この優雅な文様のお懐紙は手にするだけで少々心が躍ります。

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初めて唐長を知ったのは2007年秋。
三条の陶然亭でお懐石を頂いた時、お店の片隅に分厚い「唐紙見本」なるものがあり、
初めて目にするモダンな文様達をしげしげと眺めていた時に
おかみさんから唐紙の説明頂いたことでした。

以後、京都の山に登ったり寺社を回ったりしているうちに3年が経過して
四条に宿泊した今回初めてゆっくりとお店に伺いました。

色々調べていくと市内では季節ごとの唐紙を用い催しも多く開かれ、
寺社などで唐紙展示などする事もあるようです。


KIRA KARACHO(四条烏丸COCON烏丸1F)
http://www.kira-karacho.jp/top.html

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唐長(修学院・三条・四条烏丸)
http://www.karacho.co.jp/contents/top.html
by cafe-elefante | 2010-10-14 10:27 |  京みやげ

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by kimmiy