ウンベルト•サバ詩集より〜丘の眺め〜


春が来てすぐにそこに見える
淋しい丘のむこうになにがある?

すこし低まり、またほんのすこし登る、
そのあたりで、思いなしか窪んでいるような。

まるい肩のあたり、ゆったりした腰のあたりに
白雲がまつわる丘もあるが、

こっちの丘のシルエットはもっとすっきりしていて、
高いところにあるぶどう畑の縁の

支柱が青くなっていたり。ガラスの破片が
きらきらして、太陽がいっぱいにかがやいて。その

うしろには、だれもいない砂浜の海みたいに、
神様の目が、無限にひろがっている。


ウンベルト•サバ
須賀敦子訳
 

*

インフルエンザから引き続き急性副鼻腔炎にかかりでヘロヘロでしたがやっと復活しました。
初インフル、甘くみてました。
診断をうけたらすべて投げ出してしっかり寝ないといけませんね。
とりあえず私以外の家族はインフルエンザにかからなかったのでほっとしています。
健康はありがたいです。


別の詩をUPしようかと思っていたけど、イタリアの風景が目に浮かぶ清々しい作品に差し替えました。

間も無く立春ですね。
旧暦の新年、明るい気分でいきたいです!










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by cafe-elefante | 2015-02-02 15:36 | ~ウンベルト・サバ詩集より~ | Comments(0)