ウンベルト・サバ詩集より「娘の肖像」

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鞠を手にもった、 ぼくの娘は、
空のいろした、 おおきな目をして、
かるい夏服を着て。 パパちゃん、
と言う。 今日はいっしょにおでかけしたいの。
ぼくはつくづく考える。 この世でとびきりに
みえる物たちのいったいどれに、 ぼくの
娘をたとえるべきか。 たとえば、
泡。 しろい波がしらの海の泡だ。 青く
屋根から立ちのぼっては風に散る、 けむり。
そして、 雲。 あかるい空に、 かたまっては、 くだけ、
くだけては、 かたまる、 あるかないかの雲。
軽くて、 漂う、 すべてのものたちに。

ウンベルト・サバ (須賀敦子訳)


*

サバの、お嬢さんをうたう詩はストレスフリーで心地いい。
人が抱える傷にセンシティブに切り込む彼の作品にクラクラするのも好きなんだけど、
近ごろ読み返したいのは彼のこんな作品。


今年のイタリア語学校は今週が最後。
この後、先生たちは年明けまでなが~いクリスマス休暇へ突入。
夏もほとんど休みを取らない学校は、すべてのバカンスをここに集中させている模様。
クリスマスをイタリアで過ごし、その後欧州やアフリカを旅して日本へ戻られる先生が多いみたい。

来年はこの言葉を学び始めて10年だ!と思っても、笑うしかない自分の実力が悲しい。(笑) 
でも来年も、頑張るとは言えないけど続けようと思っています。
最近よく思うのは、人生のどこかでイタリアの小さな街に滞在しながら写真を撮りたいという事。
寝て、食べて、撮るだけの至極の贅沢・・・思うだけで色々なモチベーションがちょびっと上がるので
これも思い続けようと。思うだけならフリーだものね。^^

みなさま、すてきな1週間を☆
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Commented at 2009-12-14 13:20 x
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Commented by cafe-elefante at 2009-12-14 17:21
鍵コメさま
こんにちは。
コメントありがとうです。
サバは愛のあるとても優しい人ですよね。

わたしもいいともダメとも言われていません。笑 おんなじですね。
鍵コメさんの夢は現実として歩き出しているのでは?という印象です。
でもそれはとっ~ても素敵ですね!うん、素敵だ!
私は夢にまでもなっていない思いなんだけど、考えるとワクワクする事です。
そうですね!鍵コメさんも大事にされているんだと思って私も持ち続けます♪

四谷まで行かれたのですね!!
駅からだいぶ歩かれたでしょう?
あの辺りは昔からの住宅街で江戸時代から残る坂も多くて雰囲気ありますよね。
Commented at 2009-12-14 19:52 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by cafe-elefante at 2009-12-14 21:13
鍵コメさま(19:25)こんばんは!
コメントありがとうございます^^

根津美術館いかがでした?確か茶道の特別展だったような・・・
わたしはまだリニューアルしてから伺っていません。
年明けにでも行こうかな~。
都内は小さいけれど質のいい美術館が多くて巡るのもいいですねぇ。
あ、そうそう、いま府中美術館で2月までターナー展開催中ですよぉ。
外大からそんなに遠くないかなぁ?
でも外大のある近辺の地理に明るくないので間違っていたらすみません。
あ、スーパーナビシステムがあれば迷うことないと思いますが。笑
D.F.Vのドレスは素敵ですよねぇ。
夢のための資金、そうね、いつかスタートしなければ!
それにしても外大とは優秀ですねぇ。
どんな未来が待っているのかしら。
楽しみですね♪


Commented by blue rabbit at 2009-12-14 23:37 x
雲が踊っているようですね♪
いや・・
もう雲に見えませんね、何だろう・・?
精霊・・でしょうか?
Commented by cafe-elefante at 2009-12-15 09:50
blue rabbitさま
この日は別の写真を撮影するつもりででかけたのですが、
ふと頭上を見上げたら雲が回転していて・・・^^;
(えぇ?!これはなに?)と思って撮影しました。
雲がふんわりしすぎていてぼんやりとしか写らなかったけれど、
羽っぽいのありますねー。精霊さんだったのかしら・・・
by cafe-elefante | 2009-12-14 10:58 | ~ウンベルト・サバ詩集より~ | Comments(6)